キーワード:カウチポテト族

 

定義:

 大きなソファーに寝転がったまま、テレビやレンタルビデオをみながら、ポテト、スナック菓子を頬ばる人々のこと。1日中、家にいて、非生産的にのんびりした時間を過ごすという意味。
 

解説:

 英語ではcouch-potato,veg-out,sofa-spudと言う。カウチ(couch)というのは大きなソファーのこと。カウチにジャガイモのようにぐでーっと寝そべる人たちのことをあらわしている。couch-potato自身スラングと言えばそうなのだが、veg-out,sofa-spudのほうがよりスラング的である。vegとは野菜(vegetable)の略。リラックスした状態で、特に何もせずごろんとただ野菜のようにねころがるということ。veg-outは動詞として使われ、1990年のハリウッド映画、「プリティウーマン」の中でも使われている。
 sofa-spudのspudとは、ジャガイモとか、すんぐりしている奴といった意味。これもソファーにぐでーっと寝そべっているジャガイモorずんぐりしている奴らを指している。カウチポテトに太った人が多いからこう言う表現が出てきたのだろう。

 どうやら「現代用語の基礎知識」とかは○○族とか「族」と言う言葉を付けるのが好きなようで、元々couchpotatoという言葉自体、行為ではなく人々を指していたものなので、”カウチポテト族”の「族」は蛇足である。

 正確な語源は不明だが、1987年ごろからはやり出した模様。いまや死語と言われている。というのもアメリカとは違い、でかいソファーなんか簡単には置けない日本の住宅事情がカウチポテトと言う言葉を死語にしてしまったのでは?

 と言ったものの、こんどはカウチポテトにかわって「マウスポテト」という言葉が出てきた。これはディスプレイの前に座って、無目的に何時間もパソコン通信やネットサーフィンに興じている人たちのことをさしている。

参考文献

 「リーダーズ英和辞典第2版」 研究社
 「広辞苑第4版」 岩波書店
 「新英和和英中辞典」 研究社
 「現代用語の基礎知識 1998年版」 自由国民社
 「デジタル用語の基礎知識」 リクルート
  http://www.recruit.co.jp/DS/HENSYU/KEY/0001/0001.html
 下着のままでショッピングできる!仮想ショッピングモール 
  http://www.couchpotato.net/

 (担当:対馬伸行)